ログインすると評価を付けることができます
0
0
0
幕末が舞台で、新撰組を題材にしたお話です。
古い書物を手に取ったことがきっかけで、現代から幕末にトリップしてしまう主人公という設定です。
恋愛シミレーション(いわゆる乙女ゲーム)のシナリオを意識し
≪恋愛シミュレーション 一次審査応募フォーマット≫
このファイルに直接記入し保存した後、マイページ>提出>個別シナリオから提出してください。
【概要】
100文字以内。簡潔な表現で記入してください。簡潔に表現できない場合は設定やストーリーの流れに無理があったり複雑過ぎるなど問題を抱えている場合が多いです。見直してみましょう。
┏━━概要開始━━━━━━
ある日の図書館で一冊の本を手に取ると途端に光りを放ち、目の前に突然「鴉天狗」と呼ばれる妖(あやかし)が現れた。
主人公は、その妖に突然取り付かれ、幕末の世界へとトリップさせられてしまった。
┗━━概要おわり━━━━━
【設定】
┏━━メインキャラ━━━━
[名前]
沖田 総司
[性別]
男
[年齢]
十代後半
[体サイズ・体格]
185センチ弱、細身だが筋肉質(俗に言う細マッチョ)
[髪型]
髪色は茶色っぽい感じで 長さはミディアム 肩につかない位の髪でふわりと少しウェーブが掛かっている。
[顔つき]
整っている。 切れ長の目が特徴で、冷ややかな印象を与える。
[性格]
冷静沈着で感情をあまり表に出さない。内に秘める信念は強く護りたいものを護り通すためには、命を投げ出してもいいと考えている。
主人公に対しての態度は冷たいが、時折、優しい一面も見せ心から嫌っている様子はない。
天才的な剣の使い手で、その技術は計り知れない。
[職業]
新撰組隊長
[ユーザーキャラとの関係]
トリップ後に森の中で倒れていた主人公の第一発見者。見慣れない風貌の主人公を最初は警戒するが、事情を知ってだんだんと受け入れていく。
[口調・セリフサンプル]
「お前、いったい何者だ? その格好はまさか… 異国の者か? 無礼者が! この国に何の目的で来た! 答えろ!」
「俺は、護りたいものがあるから戦ってる。 この命が尽きるまで、最後までそれを護り通していけたら、それでいい… そう思ってる。」
「下がってろ! お前を巻き込みたくないんだ。 お前を…傷つけたくないんだ…」
「何度言わせるんだ! 俺はお前を信じたわけじゃない。 自惚れるな!」
┣━━ユーザーキャラ━━━━
とくに設定のない項目は空欄で
[名前]
ユーザーが決定する
[性別]
女
[年齢]
17 高校二年生
[誕生日]
ユーザーが決定する
[体格]
身長は標準(155センチ程度) 細身の色白で華奢
[髪型]
茶髪のセミロング(ストレート)
[顔つき]
童顔がコンプレックス。 目はパッチリとしていて 美人というより可愛い。
[性格]
意志が強く、しっかりしている。サバサバとした性格で人当たりもいい。
思ったことははっきりいう性格だが、人に弱みは見せない。鴉天狗によって自分の中の隠された力を知る。
[職業]
高校生
[メインキャラとの関係]
森の中で倒れていたところを助けられる。
[口調・セリフサンプル]
「ねぇ、ここはいったいどこなの? あなたは誰? なんで私をこんなとこに連れてきたの?」
「私は、別に異国の者でも何でもないわよ! れっきとした日本人よ! それに、好きでこんなとこに来たわけじゃないの!」
┣━━サブキャラ━━━━
とくに設定のない項目は空欄で。複数いる場合はコピーして追加
[名前]
鴉天狗(名前は未定)
[性別]
男
[年齢]
不明(気の遠くなるような時を過ごしたぐらい)
[体格]
身長は190センチ弱の長身。 体格はがっちりしているが細身。色白。 背中には大きな黒い羽が生えている。
[髪型]
黒髪でツンツンとしている。長さはミディアム。
[顔つき]
整っている。少しつり気味な目が特徴。
[性格]
絵に描いたような俺様気質。主人公はこの俺様っぷりに振り回される。
自分の目的を果たすためなら手段を選ばない。
主人公の隠された力を利用して何かを企んでいる。主人公に取り憑いているが、普段は姿を見せず、主人公が一人のときによく現れる。
表面上では、新撰組と敵同士だが、実際は彼らをどうしたいのかは謎。
[職業]
天狗族に仕えている(今は謎)
[他キャラとの関係]
新撰組とは敵同士
[口調・セリフサンプル]
「ついに見つけた… ずっと探していたぞ。女…俺はお前に会える日を、ずっと待っていたんだ」
「今日から、お前の身体はこの俺のモノだ」」
「俺の目的? んなの、そのうち分かるだろ。 そんなことより、俺様は腹が減った、何か食い物をよこせ」
[その他]
以前までは、単体で生きることができていたが、過去に犯してしまった罪から、人の身体に取り憑かないと生きることができなくなってしまった。
それも、特殊な能力を持った人間だけに限る。
短時間の間なら身体の外に出ることも可能。しかしその姿は特定の人間にしか見えない。
[名前]
土方 歳三
[性別]
男
[年齢]
20代前半
[体格]
身長188センチ弱 色白ですらっとした体型だが、案外筋肉はしっかりとついている。
[髪型]
黒髪で、腰まである長髪を一つにまとめている。
[顔つき]
整っている。切れ長の目と、口元のほくろが特徴
[性格]
見かけは穏やかで優しそうな印象を受けるが、それとは裏腹に、黒いオーラを放つ。まさに鬼畜という言葉が合う。
局長を大いに慕い、根は真面目で、仲間を想う気持ちは人一倍強く、隊員からも強い信頼を受けている。
しっとりとした笑顔でひどい罵声を発するのが特技。 主人公をからかっては楽しんでいる。
[職業]
新撰組副長
[他キャラとの関係]
主人公をある意味気に入っている
[口調・セリフサンプル]
「お前はつまり、迷い子ということだな? 帰る術を知らぬ、右も左も分からぬ… 愚かな迷い子…くくっ…面白い気に入った」
「行く先など何処にある? お前の居場所など、ここ以外何処にもないだろう?」
[名前]
原田 左乃助
[性別]
男
[年齢]
10代後半
[体格]
身長182センチ弱 標準的な肌色で、細身の筋肉質。
[髪型]
茶色の長髪を、高い位置でまとめている。
[顔つき]
整っている。切れ長の目と、笑ったときの八重歯が特徴。
[性格]
明るく親しみやすい性格で、主人公の理解者でもある。新撰組の隊員を強く信頼している。
感情はしっかりと表に出すが、弱い部分は決して見せない。
のん気そうに見えて、本当は色々と考えている。
[職業]
新撰組副長
[他キャラとの関係]
主人公の理解者
[口調・セリフサンプル]
「また、副長にからかわれたの? 副長も本当に、好きだよねぇー君を苛めるのが」
「俺は、君の事を信じてるよ? 君が未来から来たことも、悪魔に取り憑かれていることも全部…だから君も、俺の事を信じて?」
┣━━舞台設定・世界設定━━━━
幕末の日本が舞台の歴史とファンタジーの混合した世界。
かつては天敵同士であった新撰組と鴉天狗族。
そして、鴉天狗に取り憑かれてしまった主人公と新撰組が出会うことによって、
新たな歴史が幕を開ける。
┗━━設定おわり━━━━━
【プロローグ】
1000文字~3000文字程度。キャラ設定や概要を読まなくても容易に理解できる内容で書いてください。プロローグの出来不出来が審査結果に最も反映されます。
┏━━プロローグ開始━━━━━━
あの本と出会うまでは、私は普通の女子高生だった。
毎日を普通に過ごして、いつも変わらぬ日々を積み重ねていって、
そんな毎日でも、それなりに充実していると思っていた。
あの本と出会ってから私は、今まで見たことのない世界を目の当たりにした。
飛び交う血は当たり前。殺し合いも日常にあって、人の命はとても儚かった。
そこに生きる人々は、何かを護り通すために、自身の命までもを授ける。
己の強い信念。仲間を想う強い気持ち。
それは今まで感じたことのないぐらい、美しく輝き、そして切なくて儚い。
―全ての始まりは、あの日に起きた。
「安崎、お前 ちょっと来い」
放課後、不機嫌気味の担任に呼ばれて、しぶしぶそちらへ向かう。
「何ですか? 先生」
「何ですか? じゃねぇんだよ。この点数はなんだ! 前回に引き続いて今回も、なんでお前はこんなに出来ないんだ! 何度、補習を受けたら気が済むんだ!」
大きな声でそう怒鳴られて、その手に差し出されて紙を見ると、罰印がたくさん付いたひどい点数のテストがあった。
15点…文句なしの赤点だ。 なぜこんなにも私は出来ないのだろう。自分でも呆れてしまう。
「なんでよりにもよって、俺の教える日本史なんだよ! それ以外はきっちりいい点取ってるくせに、なんで日本史はこの有り様なんだ!」
「いやぁ… そう言われましても…」
「ひょっとしてお前、あれか? 俺に対する嫌がらせでもしているつもりなのか?」
「いやいやいや、そんなわけないじゃないですか!」
毎回、毎回、日本史だけはダメダメな私に、先生がそう考えるのも無理ないかもしれない。
だけど私は、本気で日本史はまるでダメだ。
よく『日本史なんて覚えるだけで簡単』などと口にする人もいるが、
私は、その覚えるだけというのが出来ない。覚えようとしても、どうも頭に入ってこないのだ。
年号や人物の名前、事件の名前… 覚えることがありすぎて、もううんざりだ。といった具合である。
「ったく… お前は何度やってもまったく進歩がねぇなぁ。
…いや、待てよ…ひょっとしたら俺の教え方が下手なのかもしれないなぁ…はぁ…」
しまいには先生は、落ち込んでため息までついてしまった。
「いや、先生の教える日本史はすごい分かりやすいとクラスのみんなに評判ですよ?」
「いいんだ、いいんだ。 フォローなんていらねぇよ。余計に虚しくなるじゃねぇか」
「その… フォローとかではなくて…」
「なぁに、先生のことは気にすんな。悪いのは、お前じゃなくて、俺の教え方だったんだよ」
すっかり落ち込みモードになってしまった先生に掛ける言葉を必死で探していると、
「んじゃあよう、 こういうのはどうだ? 安崎」
先生は、さっきの暗い表情を何かを思いついたようにぱっと明るくしてそう切り出した。
「何か、思いついたんですか?」
「…おう。 安崎、お前 うちの学校の図書室に入ったことあるか?」
「いえ、ありませんけど…」
「すげぇ いい本がそろってんだよ! その… 歴史書とか日本史を題材にした小説や漫画とか。 そういう日本史関係の本が、すげぇ、たくさんあるんだ。」
「そうなんですか!」
「それで、思ったんだが、 お前も一度読んでみたらどうだ? そうすれば、少しばかりでも日本の歴史に興味が持てるかも知れねぇ」
先生の思いつきがきっかけで、私は図書室へ足を踏み入れることになった。
(すごい本の数… 今まで入ったことなかったけど、うちの図書室って、こんなに広かったんだ)
ドアを開いた先に広がる、空間の広さに息を飲んだ。そこは、誰も居ないせいか、よりいっそう広く見えた。
広い空間の端から端までぎっしり本が並んでいる。
色々な種類の本があったが、端に設けられたコーナーに目が留まる。
(ここが先生の言っていた 日本史のコーナーか。それにしても…日本史だけでもすごい数…)
いかにも古そうな書物から文庫本、漫画まで幅広くそろったコーナーに驚いた。
…とりあえず、目に止まった本を手にとってパラパラとめくっていく。
(なんか文字が多くて難しそうなのばっかりだなぁ…読むのが疲れるし大変そう…)
あまり乗り気ではなかったが、先生にあれだけ叱られたのだから、今度こそは何とかしなくては…と思い、しぶしぶ目を通していった。
(あぁ…ダメだ。集中できない。最初の10ページぐらいで飽きてくる…)
そんな弱音を吐きながら、まいっていると、ふと一冊の本が目に留まった。
(ずいぶんと古い本だ。 いったい、いつの物なんだろう?)
思わず手にとって見てみると、その本は他の本と明らかに印象が違った。
…紙質は古く、所々がちぎれている。
そして、そこに書かれている文字は漢字のみで全く読めない。
しかし、それは私の好奇心を誘った。
(漢文っていうのかな? レ点とか送り仮名が付いているのなら、古典の授業で習っているから知っているけれど、それがないからさっぱり…)
しばらく書かれた文字をじっと見つめてみるが、さっぱり読めない。
…文字の解読にも飽きて、次のページをめくってみる。
(これは、日本地図…?)
次のページには日本地図のようなものが描かれていた。
地図には小さな文字が書かれていて、よく見てみると、それは昔の地名であることが分かった。
(東京は確か江戸だったよね?)
そんなことを考えながら地図を辿るように見ていると、
地図の一部が小さく光っていることに気が付いた。
(光? 何かが反射しているのかな?)
小さい光のため、気のせいだと初めは思った。
しかし、その光はしだいに大きくなっていく。
(なに? なんで地図が光っているの?)
光は序所に光度を増して、眩しくて目を開けられなくなってしまいそうになる。
そして、やがてそれは日本地図の形を描いて、目の前に現れた。
(これは… いったい何なの?)
―「ついに、この世界を見つけたのだな」
それと同時に、突然遠くの方から低い声が聞こえた。
「声? 誰かいるの?」
突然に色々なことが起こり、頭の中が混乱する。
―「待っていたぞ、女。今からそっちに行く」
「あ…あなた、いったい誰なの? 今からそっちに行くって…?」
私の戸惑いを他所に、光はよりいっそう強さを増し、思わず目を瞑った。
…しばらく、目を瞑って俯いたままでいる…
「女よ… 目を開けろ」
さっきまで遠かった声が、すぐ近くで聞こえて、思わずぱっと目を開けると、
そこに立っていたのは、見たこともないような格好をした男だった。
真っ黒いマントのような服を身に纏い、背中には真っ黒い大きな羽が生えている。
「あ…あなた いったい誰なの?」
突然現れた、異様な風貌の男に、恐る恐るそう尋ねる。
「名など名乗る必要はないだろう。 しかし言うのであれば、俺のことは皆、『鴉天狗』と呼ぶなぁ」
「…鴉天狗?」
(鴉天狗…天狗って、昔話とかによく出てくるあの天狗? 確かに背中に羽が生えているけれど…)
「まぁ、そんなことはどうでもいいだろう。」
一言そう言うと、鴉天狗と名乗る男は、こう続けた。
「ついに見つけた… ずっと探していたぞ。女…俺はお前に会える日を、ずっと待っていたんだ」
「はっ!? ちょっと、あなた何言って…」
「お前の身体が、ずっと欲しかった」
鴉天狗はそう言うと、私の方にそっと近づいてくる。
「ちょ…ちょっと… こっちに来ないでよ!」
しかし鴉天狗は、足を止めようとせず、どんどん近くに迫ってくる。
「ずっと探し求めていた…人間の身体… ついに、俺の手に入る」
そう言って、目の前まで近づくと、私の顎をそっと持ち上げた。
「今日から、お前の身体はこの俺のモノだ。」
耳元でそう囁かれ、途端にギュッと抱き寄せられる。
「…さぁ、俺について来い女よ」
その言葉と共に、目の前が光に包まれた。
身体がふわりと宙に浮くような浮遊感に襲われる。
そして、何かに吸い込まれるような感覚も覚えた。
…やがて、私は意識を手放した。
┗━━プロローグおわり━━━━━