ログインすると評価を付けることができます
0
0
0
≪恋愛シミュレーション 一次審査応募フォーマット≫
このファイルに直接記入し保存した後、マイページ>提出>個別シナリオから提出してください。
【概要】
100文字以内。簡潔な表現で記入してください。簡潔に表現できない場合は設定やストーリーの流れに無理があったり複雑過ぎるなど問題を抱えている場合が多いです。見直してみましょう。
┏━━概要開始━━━━━━
落ちこぼれの吸血鬼・リゼが、
「魔女の十六の誕生日にその血を吸うと不死の肉体を得る」
という伝承を信じ、リゼを忌み嫌う魔女の末裔の血を吸うために四苦八苦する物語。
┗━━概要おわり━━━━━
【設定】
┏━━メインキャラ━━━━
[名前]
クリス=クロックヴァイン
[性別]
女
[年齢]
15
[体サイズ・体格]
小柄
[髪型]
長い髪を後ろで束ねている
[顔つき]
釣り目
[性格]
強気 寡黙
[職業]
学生
[ユーザーキャラとの関係]
後輩 同居人
[口調・セリフサンプル]
「触らないで。穢れるわ」
「魔女の血なんて、欲しくなかった」
[その他]
誕生日は12月24日。
魔女の末裔。
瞳が黒い。
(Like)
自然
勉強
(Dislike)
他人から哀れまれること
金持ちで傲慢な人
┣━━ユーザーキャラ━━━━
とくに設定のない項目は空欄で
[名前]
リゼ=クロイツ=スピードウェル
[性別]
男
[年齢]
17
[誕生日]
[体格]
長身
[髪型]
[顔つき]
[性格]
俺様タイプ
[職業]
学生
[メインキャラとの関係]
先輩 同居人
[口調・セリフサンプル]
「命令だ。従え」
「俺は吸血鬼の一族だが、落ちこぼれだ」
[その他]
吸血鬼の一族。
家が貴族であるせいで傲慢な性格に。
母親は人間。その血を多く受け継いだため限りなく人間に近い。
(Like)
母親
トップであること
(Dislike)
誇りを持たない者
┣━━サブキャラ━━━━
とくに設定のない項目は空欄で。複数いる場合はコピーして追加
[名前]
リース
[性別]
女
[年齢]
20
[誕生日]
[体格]
細身
[髪型]
ショートカット
[顔つき]
[性格]
柔和
[職業]
侍女
[他キャラとの関係]
スピードウェルの屋敷に仕える使用人。
[口調・セリフサンプル]
「かしこまりました、リゼ様」
「申し訳ございません。命令ですので」
[その他]
スピードウェルの屋敷に仕える、唯一住み込みの使用人。
獣人の血を継ぎ、高い運動能力を持つ。獣耳。
(Like)
リゼ
誰かに仕えること
(Dislike)
リゼを傷付ける者
争い事
┣━━舞台設定・世界設定━━━━
通常の人間が住む表の世界と、それ以外の様々な種族が住む裏の世界とが存在する。
裏の世界は、一般に魔界と称されることが多い。
裏の世界の主な種族には吸血鬼族、精霊族、獣人族、竜族などがあり、それらを束ね裏の世界を統制する神族が存在する。
人の形をした者は表の世界に居を構えることも多く、吸血鬼族の多くは表の世界に住んでいる。
主な舞台である表の世界は科学の発達した世界で、特に情報伝達速度に長け、インターネットなどの通信技術が著しく成長している。
ちなみに、魔女とは人間でありながら魔の力を求め悪魔に魂を売り、引き換えに膨大な力を得た者を言う。身体そのものに影響が出るため、遺伝的に引き継ぐこともある。
科学が発展してゆく過程で呪術や魔術は忌み嫌われ、全世界的に魔女狩りが行われた歴史がある。
┗━━設定おわり━━━━━
【プロローグ】
1000文字~3000文字程度。キャラ設定や概要を読まなくても容易に理解できる内容で書いてください。プロローグの出来不出来が審査結果に最も反映されます。
┏━━プロローグ開始━━━━━━
魑魅魍魎の跋扈する闇の世界。
その中でも格式高い名家、吸血鬼の一族であるスピードウェル家。
祖先達が築き上げてきたスピードウェルという名の名誉と誇り。
その名に恥じぬよう生き、より高みを目指すことが求められる中に於いて、俺、リゼ=クロイツ=スピードウェルは落ちこぼれだった。
原因は簡単だ。俺には、吸血鬼としての能力がほとんどない。せいぜい血を吸うための牙がある程度だが、使う機会はまだ訪れていない。
母親の、人間の血を多く引き継いでしまったことが原因らしいが、そんなことで母を責める気はない。むしろ、そのお陰で吸血鬼らしい弱点がなくなったのだから、感謝したいぐらいである。学校に行くことも可能だ。知識を必要とされない裏の世界には存在しないので、これは非常にありがたい。
ただ、そう楽観的なことを言っていられる時期でもなかった。
俺は十七歳。家督を継ぐのは十八からがしきたりだが、このまま継ぐわけにはいかない。いくら父親が賛成していようと、俺自身が許せない。
どうにかして、落ちこぼれの汚名を返上しなければならない。スピードウェルの名と誇りにかけて。
そんなある日、俺は屋敷内の書斎で、一冊の本を見つけた。
相当古びていて、タイトルさえ掠れて読めないその本を興味本位で読んでみると、それは様々な伝説や伝承を書き留めた物だった。有名なものからどこの伝説かも分からないようなものまで、その種類は多岐に富んでいた。
そして俺は、ある一文に目を留めた。
『魔女の十六度目の生誕の日にその血を吸うと、その者は不死の肉体を得る』
これしかない、と思った。
俺はすぐに従者を呼ぶと、表裏問わず全ての世界から魔女を探すよう命を下した。
そして数日。一人の少女が屋敷に連れてこられた。
長い月日を重ねた魔女が数多く居る中で唯一、俺が十八になるよりも早く、十六の誕生日を迎える存在。
「クリス=クロックヴァイン。数年前に両親を亡くし天涯孤独。学校も辞め、貧しい生活を送っているそうだな」
事前に渡された資料を眺めながら、目の前の少女に語りかける。小柄な体に、ボロボロの服。髪もぼさぼさで、一言で言ってしまえば惨めだ。だが、それを言ってしまうわけにはいかない。彼女が誕生日を迎えるまでは、なるべく機嫌を取り、丁重に持て成さなければならない。
「スピードウェル家と君とは何の関係もない。しかし、そのような話を聞いて放っておくことは、私には出来ない。故に私の命により、スピードウェル家は君を保護し、最低限の生活を保障することを約束する」
「………」
クリスは無言だった。その表情からは困惑も、恐怖も、喜びも、感情の一切が読み取れない。さすが魔女の末裔なだけのことはある。或いは育った環境の中、勘定をどこかに忘れてきたのだろうか。
どちらにしろ、俺には関係ない。目的は血であって、本人ではない。
「勿論、条件はある。それは、学ぶ意志を持ち続けることだ。正直、君のような優秀な者が知識を得ることが出来ないのは、非常に勿体無いと思うのだ。その条件を呑んでくれさえすれば、すぐにでも学校にも通えるよう、手続きをする。無論、学費はこちらで出すし、返済は求めない」
破格の条件だ、と思う。彼女にしてみれば降って沸いた幸運を、逆におかしいとも思うだろうが、元の貧しい生活に戻るよりはずっとマシなはずである。
それに、ただ引き取るだけではと思い条件はつけたが、彼女の知能の高さは非常に優秀であった。勿体無いと思うのは、本心からだった。
「どうだ。頷いてくれるだろうか」
俺の問い掛けに、ややあって、クリスは無言で頷いた。
「そうか。では、改めて歓迎しよう。申し遅れたが、俺の名はリゼ=クロイツ=スピードウェル。気軽にリゼと呼んでくれれば良い。よろしく」
そう言って差し出した俺の手を、クリスはちらりと一瞥して、そして次の瞬間、
パンッ
「なっ……」
手を、払い除けられた。
「触らないで。穢れるわ」
クリスは軽く嘆息すると、ぼさぼさの髪を撫でながら言った。
俺は一瞬、訳が分からなくなった。しかし少女は、俺に構わず言葉を続ける。
「丁重な扱い、ありがとう。でも、先に言っておくわ。ここの世話になるのは、私が自分の目的を果たすためだけよ。ただそれだけ」
真っ黒な瞳で俺を睨み付けながら、冷たい声で言い放つ。
俺は、ただただ困惑していた。こんな態度を取られたことは一度もない。怒りさえ込み上げてこなかった。そういう意味では、俺は彼女に圧倒されていた。
そんな俺を尻目に、クリスは踵を返し、ドアに向かって歩き始めた。
「あぁ、身の回りのことはリースに……君を連れてきた人に頼めば良い」
俺は辛うじて、それだけを言葉に出す。
「ありがとう。これからよろしくね。リゼ」
振り返ったクリスの浮かべた笑みは、今まで見てきたどの笑顔よりも美しく、冷やかだった。
こうして、俺とクリスは共に生活を始めることとなった。
┗━━プロローグおわり━━━━━