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≪恋愛シミュレーション 一次審査応募フォーマット≫
【概要】
100文字以内。簡潔な表現で記入してください。簡潔に表現できない場合は設定やストーリーの流れに無理があったり複雑過ぎるなど問題を抱えている場合が多いです。見直してみましょう。
┏━━概要開始━━━━━━
奴隷市場で売られていた貴方は、お金持ちの家の娘に気まぐれに買われる。
彼女の召使いとなった貴方は、わがままでお転婆な彼女に振り回されることになる。
┗━━概要おわり━━━━━
【設定】
┏━━メインキャラ━━━━
[名前]聖 優羽(ひじり・ゆうは)
[性別]女
[年齢]16
[体サイズ・体格]
[髪型]
[顔つき]
[性格]お転婆、わがまま、寂しがりや
[職業]広森国権力者の娘
[ユーザーキャラとの関係]
ユーザーキャラの主人
[口調・セリフサンプル]
「貴方はあたしのものよ」
「あたしの傍にいられることを感謝しなさい」
[その他]
┣━━ユーザーキャラ━━━━
とくに設定のない項目は空欄で
[名前]ユタ
[性別]男
[年齢]18
[誕生日]
[体格]
[髪型]
[顔つき]
[性格]
[職業]召使い・元奴隷
[メインキャラとの関係]
メインキャラの召使い
[口調・セリフサンプル]
「なんで、俺だったんだ」
「俺は……東桐国の人間なんだ」
[その他]
東桐国の民
┣━━サブキャラ━━━━
とくに設定のない項目は空欄で。複数いる場合はコピーして追加
[名前]高良(たから)
[性別]女
[年齢]22
[誕生日]
[体格]
[髪型]
[顔つき]
[性格]
[職業]召使い
[他キャラとの関係]
メインキャラの召使い
[口調・セリフサンプル]
「優羽様の仰せのとおりに」
「わたくしは、優羽様ではなく、優羽様のお父上にお仕えいたしています」
[その他]
┣━━舞台設定・世界設定━━━━
広森国(こうしんこく):舞台となる国、東桐国との戦争が勃発している
東桐国(とうどうこく):大陸の東側にある国。広森国と戦争中
奴隷:敵対国の人間や、貧乏で売られた者など。物として売り買いされる
奴隷市場:奴隷商人たちが人間を売っている市場
┗━━設定おわり━━━━━
【プロローグ】
1000文字~3000文字程度。キャラ設定や概要を読まなくても容易に理解できる内容で書いてください。プロローグの出来不出来が審査結果に最も反映されます。
┏━━プロローグ開始━━━━━━
「ふーん、いいわ。あたしが貴方を買ってあげる」
真っ赤なワンピースに身を包んだ少女が、オレを上から見下す。
向けられる傲慢な口調に、怒りさえわいてこない。
そんなものは、この牢獄のような場所で過ごしている間に失われてしまった。
少女の横に立っていた奴隷商人がさっそく代金の商談を始める。
それを他人事のように聞いていた。
やがて、オレが入っていた牢の扉が開かれた。
「貴方は今日からあたしの召使いになるのよ」
頭上から響いた声に顔を上げれば、少女と目があった。
まだ幼さを残す顔立ち。美人というよりも、可愛いが似合う少女。
オレよりも、いくつか年下だろう。
真っ赤なワンピースの裾が濁った風に揺れ動く。
「今日から貴方はあたしのもの」
「…………」
奴隷商人が俺の手枷を外す。
急に軽くなった腕に俺は違和を覚える。
「あたしに買われたことを感謝しなさい」
高慢に告げるその言葉に、俺はようやく牢の外に出られることを理解した。
広森国と東桐国の間に戦争が勃発したのは、もう随分と昔のことのように思える。
もともと、二国の仲は悪く、幾度となく小競り合いを繰り返していた。
それが本格化したところで、誰も不思議には思わない。
オレは、東桐国の民だ。
広森国に僅かに近い草原で牧羊をして生計を営んでいた。
両親はオレが幼き頃、病で亡くなったが、両親が残した家畜のおかげでさほど苦しい生活をせずにすんでいた。
戦火に巻き込まれたのは、戦争が勃発して間も無くのことだった。
オレは唯一の財産である家畜と家を失い、それどころか、広森国の兵に捕えられた。
殺されずにすんだのは、運が良かったからではない。
東桐国の民は広森国で奴隷として売買されている。
広森国へとつれ攫われたオレは、奴隷商人に売り払われ、奴隷市場に並ぶことになった。
広森国の人間にとって、東桐国の人間は家畜に等しい。
売り飛ばされた先でどんな目に合わされるか、わかったものではない。
逃げることもできず、俺は処刑されるのを待つ罪人のようにそのときを待っていた。
だが、その先で俺を待っていたのは、思いもよらぬことだった。
「ここが貴方様の部屋でございます」
少女はすぐさま、俺を屋敷へと連れ帰った。
少女は俺を召使いに任せると、姿を消した。
その召使いは俺を屋敷の中の一室に案内した。
そこは、とてもじゃないが奴隷のためのものとは思えない豪奢な部屋。
「お召し物を」
「えっ」
召使いが俺の上着に手をかける。
上着といっても、服というより布といったほうが正しい様だが。
「湯浴みをしていただきます」
「あの……」
召使いは、俺の戸惑いを無視してさっさと湯浴み場へと押しやる。
部屋に湯浴み場がついてるなんて。
わけがわからず、俺はされるがままだった。
俺を買い取った少女が聖優羽という名であること。
少女が広森国でも有数の権力者の娘であることを俺はあとになって知った。
俺は彼女の召使いとして、傍に置かれることになった。
それも、元奴隷としては破格の待遇で。
彼女が何を思って、奴隷の俺を傍に置こうと考えたのか。
そのときの俺には考えも及ばないことだった。
┗━━プロローグおわり━━━━━