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 戦うロボットを作り続ける少年がいる。
 若干十二歳でその世界に入り込んだ少年は、世間の荒波と戦うことになる。

 彼の唯一の心のよりどころであり、彼の事を理解してあげられるただ一人の人間があなたである。
≪恋愛シミュレーション 一次審査応募フォーマット≫
このファイルに直接記入し保存した後、マイページ>提出>個別シナリオから提出してください。

【概要】
100文字以内。簡潔な表現で記入してください。簡潔に表現できない場合は設定やストーリーの流れに無理があったり複雑過ぎるなど問題を抱えている場合が多いです。見直してみましょう。

┏━━概要開始━━━━━━
 テクノブレイクという大会が存在する世界。
 この世界には十二歳でテクノブレイクに出場するロボットを作る大任を受けた少年がいた。



┗━━概要おわり━━━━━



【設定】

┏━━メインキャラ━━━━
[名前]
堂川 空斗(どうがわ あくと)
[性別]

[年齢]
12
[体サイズ・体格]
身長153 
[髪型]

[顔つき]
健康的な顔つき
[性格]
基本的に無邪気だが、研究所ではピリピリしている
[職業]
メカニック
[ユーザーキャラとの関係]
幼馴染
[口調・セリフサンプル]
「よう、涼子。聞いてくれよ。最近面白いものを思いついたんだ」
「誰がバカだって! 俺は史上最年少のメカニックだぞ! 天才だぞ! その俺をバカと呼ぶなんて……」
「何が敬語だ。俺たちは同格の同僚だろう? そんな事を言えるような仲か?」
[その他]




┣━━ユーザーキャラ━━━━
とくに設定のない項目は空欄で
[名前]
涼子(りょうこ)
[性別]

[年齢]
12
[誕生日]

[体格]
身長154 体はまだ未発達
[髪型]

[顔つき]

[性格]

[職業]
学生
[メインキャラとの関係]
幼馴染
[口調・セリフサンプル]
「さっきから言ってるでしょ。コーヒー持ってきたよ」
[その他]



┣━━舞台設定・世界設定━━━━
 テクノブレイクというロボット同士を戦わせる競技が世界的に盛んな世界。
 その大会に必要な施設はあるが、他のものは現代日本と変わらない。
┗━━設定おわり━━━━━


【プロローグ】
1000文字~3000文字程度。キャラ設定や概要を読まなくても容易に理解できる内容で書いてください。プロローグの出来不出来が審査結果に最も反映されます。

┏━━プロローグ開始━━━━━━
 無邪気にロボットを作り続ける少年がいる。
 この世界ではロボットを作ってお互いに戦わせる、テクノブレイクというゲームが盛んだった。
 このテクノブレイクは、企業同士が自分の会社の技術を総動員して作る戦闘ロボット同士の戦いである。このロボットは企業の看板を背負っており、公正な場で相手の看板をへし折る機会でもある。テクノブレイクの大会では、企業の技術者達が、しのぎを削って作ったロボット達の戦いが続いていた。
 その技術者達の中で、有名にもなっている若干十二歳の技術者の少年がいる。
 それが彼、堂川 空斗(どうがわ あくと)である。
 自分の部屋で嬉々として機械いじりを続ける空斗に、幼馴染のよしみでコーヒーを淹れてもってきた涼子は、機械に熱中している空斗の背中を見た。
「さっきから言ってるでしょ。コーヒー持ってきたよ」
 すでに開け放たれているドアをコンコンと叩きながら言う。これで言うのは五回目。それで、やっと空斗は涼子に顔を向けた。
 技術者というのは、不健康な生活を続けているイメージがあるが、彼は健康的で活発な笑顔を涼子に向けた。幼さのまったく抜けない顔には白衣はまったく似合っておらず、机に並べられている何かの機械は、彼自身が製作したのだとは到底思えない。
「よう、涼子。聞いてくれよ。最近面白いものを思いついたんだ」
 彼はその口上の後に、自分が作っている最新ロボットの事を話し出す。
 専門用語ばかり、かろうじて涼子に分かるのがベクトルとか推力とかいう基本的なワードくらいだ。
 涼子がなぜそんな話に付き合っているのかと言うと、空斗の楽しそうな顔が見たいからに他ならない。
 機械の話をしている時の彼は、とても生き生きしている。
 涼子は、自分の同年代のクラスメイトの男子達と彼の姿を重ねたとき、明らかな違いを感じるのだ。
 技術者というのは、不健康で陰鬱な雰囲気を持つイメージがある。確かに彼は、不健康な生活をしているし、他から見たら陰鬱に日々の作業を黙々とこなしているように見えるだろう。
 だが、彼が機械に向けるひたむきな心は、休み時間に校庭でサッカーをしている男子達とは明らかに違う。
 それだけのために生きれる。それのためだったら命だって捧げられる。
 そういった心が、彼のひたむきさに現れているのだ。
 ずっと、自分の作った機械に対して熱く語っている彼を見て、涼子は顔を綻ばせながらもつい口走ってしまった。
「本当にバカだね」
「なっ……」
 それを聞くと、空斗は語るのをやめ、怒り出した。
「誰がバカだって! 俺は史上最年少のメカニックだぞ! 天才だぞ! その俺をバカと呼ぶなんて……」
 またも、熱くなって語りだした空斗に対し、『ごめん、ごめん……』と言い、なだめる涼子。
 涼子は、空斗に怒られていながらも、別段悪い気はしなかった。

「おい。そこのスパナを取ってくれよ」
 空斗は、研究室で仲間のメカニック達と、これからの戦いに出るロボットの整備をしているところであった。
 すぐ近くにいた同僚にそう言ってスパナを渡すように催促をしたのが始まりである。
「おい。お前は十以上の年下だろう! 俺に敬語を使え!」
「何が敬語だ。俺たちは同格の同僚だろう? そんな事を言えるような仲か?」
「同僚だろうと、年上に対する礼儀ってもんをだな……」
「そんな言葉は聞き飽きてる。メカニックは能力だけがものを言う世界だ。確か、お前はテストでは俺より点が低かったなぁ」
 空斗は、同僚から顔をはずして言った。
 背中越しにも、同僚のメカニックが怒っているのが空斗にも伝わってくる。
「同僚だのなんだの言うが、お前はリーダーにも、タメ口じゃないか! 俺だって敬語くらい使うぞ」
「そりゃあ、お前みたいにギリギリでこの研究室に置かせてもらっているような奴だったらそうだろうさ」
「なんだと!」
 空斗はそのメカニックの怒りを当然感じている。だが、空斗はそれにひるまない。
 ひるむわけにはいかないのだ。
 十二歳という年齢で大人たちのひしめく研究所に居座るのは並大抵の苦労じゃない。
 若いからという事で能力が低いと思われるし、能力の高さを見せたら疎まれる。
 精神的に未熟な彼は、このようにとげとげしい態度を取り続けて、周りと戦っていく以外に、それを切り抜ける方法がないのだ。
 怒って仲間の研究員が、去っていくのを、空斗は寂しさの見える背中で見送った。

 人がひしめく中、涼子は空斗に渡されたチケットの席番を頼りに、最前列の特等席に座った。
 第二の東京ドームと呼ばれているこの闘技場は、席数も席の形も、ほとんど東京ドームと同じ形に作られていた。違うのは、中心が野球のコートになっておらず、コンクリートのうちっぱなしの地面になっているくらいだ。
 これから、空斗の作ったロボットの戦いが始まる。
 最年少のメカニックが作ったロボットの戦いであるとして、マスコミも大々的に報道をするため、空斗は世間的な認知度も高い。
 その空斗の戦いであるため、客席には人が入る。空斗のファンクラブまで存在するくらいだ。
 涼子は自分の幼馴染が有名になり、どんどんと大きくなっていくのを、自分の事のように誇らしい気持ちで見つめていた。
『これから空斗の作ったロボットの戦いが始まるんだ……空斗の戦いが始まるんだ……』
 手に汗を握った涼子は、ロボットが出てくるのを見守った。
┗━━プロローグおわり━━━━━