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≪恋愛シミュレーション 一次審査応募フォーマット≫
このファイルに直接記入し保存した後、マイページ>提出>個別シナリオから提出してください。
題名 ウサギの恩返し
【概要】
100文字以内。簡潔な表現で記入してください。簡潔に表現できない場合は設定やストーリーの流れに無理があったり複雑過ぎるなど問題を抱えている場合が多いです。見直してみましょう。

┏━━概要開始━━━━━━
 妖怪の力を上げるという特異体質を持つ少年は、自分の事を狙う妖怪に狙われていた。
 彼は4人の妖怪の争いの渦中に立ち振り回されることになる。
┗━━概要おわり━━━━━



【設定】

┏━━メインキャラ━━━━
[名前]
千歳兎(ちさと)
[性別]

[年齢]
1003
[体サイズ・体格]
中肉中背 胸が大きく足が長い。
[髪型]
ウサギの尻尾のようなふわふわの髪。その中からウサギの耳が生えている。
[顔つき]
赤い目がきつめの印象をつけるが、全体的にくったく無い幼い感じ。
[性格]
子供のような性格ですぐに伸介にくっついて甘える。
[職業]
ウサギの妖怪人間
[ユーザーキャラとの関係]
昔の恩人
[口調・セリフサンプル]
「おはよーさーん!」
「うちはあんたさんの事を守ってあげるんや」
「うさぎはさびしいと死んでしまうんよ。だから……ずっと一緒にいてな」
[その他]
 妖怪人間になる前、伸介にエサを恵んでもらったことがある。
 そのときの恩返しをしようとして、伸介に近づいてきた。



┣━━ユーザーキャラ━━━━
とくに設定のない項目は空欄で
[名前]
山田伸介(やまだしんすけ)
[性別]

[年齢]
17
[誕生日]

[体格]
中肉中背
[髪型]

[顔つき]

[性格]

[職業] 
高校生
[メインキャラとの関係]

[口調・セリフサンプル]

[その他]
 伸介の体を食べると、妖怪は力を増すという特異体質の持ち主。
 伸介の体というのは、彼の血や涙などの体液もそれに含まれている。
 彼に近づいて、彼の体液を提供し続けてもらおうと考える妖怪達に囲まれる事になった。


┣━━サブキャラ━━━━
とくに設定のない項目は空欄で。複数いる場合はコピーして追加
[名前]
理犬子(りけこ)
[性別]

[年齢]
150
[誕生日]

[体格]
スレンダーな体格。千歳兎と比べて、まったく胸が無い
[髪型]
オフィスのような職場にでもいるようなきっちりとした髪型。その中から犬の耳が生えている。
[顔つき]
色を感じるような顔つき。
[性格]
落ち着いた大人の女性という表現が似合うが、すぐに伸介を押し倒そうとする。
[職業]
犬神(犬種はドーベルマン)
[他キャラとの関係]
伸介の事を狙うライバル
[口調・セリフサンプル]
「私は、あなたの従順な犬になりますわ。あなたの好きになさってください」
「あなたの体液を狙っているのは、別に私だけではありませんことよ」
「この犬の仕える主人になってくださいまし」
[その他]
犬神の妖怪人間。伸介の力を狙っている事を隠さず、堂々と伸介を狙ってくる。
┣━━サブキャラ━━━━
とくに設定のない項目は空欄で。複数いる場合はコピーして追加
[名前]
白虎(しらこ)
[性別]

[年齢]
50
[誕生日]

[体格]
細身でむしろ幼く見える姿。
[髪型]
整えているようには見えない男の子のような乱れた髪。その中から虎の耳が生えている。
[顔つき]
小柄で幼いながらも、常に目を見張っている。年不相応にいきがっている感じ。
[性格]
子供のように思慮が浅い。他の力の強い妖怪達に負けじと、無理をしている。
[職業]
白虎の子供
[他キャラとの関係]
伸介の事を狙うライバル
[口調・セリフサンプル]
「あたしの家系は4000年中国を守ってきたんだ。伸介の事を守れるのだってあたしだ」
「うるさいな! あたしだってそんな事くらいできる!」
「あたしは伸介だけの守り神になる。必ず守り通してみせる」
[その他]
白虎の妖怪人間。力が弱まってきた白虎の家系の力を、また取り戻そうと考えて伸介に近づく。
親がいて、それに守られて生きてきた事から、自力で這い上がってきたほかのライバルたちに軽く見られる。
┣━━サブキャラ━━━━
とくに設定のない項目は空欄で。複数いる場合はコピーして追加
[名前]
神羅(かみら)
[性別]

[年齢]
2000
[誕生日]

[体格]
中肉中背
[髪型]
黒髪を長く伸ばしている。
[顔つき]
いつもやさしそうなスマイルを浮かべている。目元は丸くもなく尖ってもいない。両耳は三角の形に尖っており、いわゆるエルフ耳という奴である。
[性格]
思慮深く頭脳明晰。狡猾ではあるが、だからといってそれは卑怯という事とは違う。
[職業]
吸血鬼
[他キャラとの関係]
伸介の事を狙うライバル
[口調・セリフサンプル]
「満月の夜の吸血鬼に戦いを挑もうというのかい?」
「伸介君は、是が非でも、ぼくのものにするよ」
「伸介君は誰かに守られる事を望んでいるのかい? ぼくと同属になれば、自分で自分の事を守れるようになるんだよ」
[その他]
吸血鬼。四人の中では一番力が強い。だがすぐに力を行使するような事はない。争いは嫌いな性分。
だが、伸介の事を狙っているのに変わりはなく、虎視眈々とライバルを出し抜く事を考える。
┣━━舞台設定・世界設定━━━━
 伸介は、突然自分のところに現れた千歳兎に、自分が妖怪の力を上げる特異体質である事を告げられる。
 そして、千歳兎は、伸介の事を守ろうとして伸介の前に現れたのだというのだ。
 伸介の事狙ってくる妖怪たちを千歳兎が撃退する日々を送っていたが、ある時を機に、他にも伸介の事を守ろうとする妖怪が次々に現れる事になる。
┗━━設定おわり━━━━━


【プロローグ】
1000文字~3000文字程度。キャラ設定や概要を読まなくても容易に理解できる内容で書いてください。プロローグの出来不出来が審査結果に最も反映されます。

┏━━プロローグ開始━━━━━━
 目の前に、頭が三つある犬の怪物がいる。
 それは神話に出てくるケルベロスという怪物そっくりで、伸介の事を狙って舌なめずりをしていた。
 だが、山田伸介はそれにはひるまない。
 彼の事を守る最高の仲間がいるからである。
「てやああああああ!」
 彼女は怪物の腹の下に潜り込み、思いっきり怪物の腹を蹴り上げた。彼女の足は何かの力の塊のようなものが包んでおり、それが彼女の蹴りの威力を強化しているのだ。
 そのウサギの後ろ足のような形をした力の塊を叩きつけられた犬の怪物は、倒れ伏した。
「しんすけ~」
 彼女は犬が倒れたのを確認すると、伸介の胸に飛び込んでいった。
 伸介の胸に頬を寄せる。
「怪我はなかったかん?」
 ウサギの尻尾のようなふわふわの頭の中から、ウサギの耳が突き出している少女だ。
 ウサギの妖怪人間で、名前を千歳兎(ちさと)というのである。
「頭はなでてくれんの?」
 上目使いに伸介にそう言った彼女。
 無邪気な言葉をかけられて、頭が真っ白になった伸介だが、千歳兎の頭に手を置く事はできた。
「えへへぇ~」
 そうすると千歳兎は、だらしなく顔を緩めるのであった。

 千歳兎は、ある日突然伸介の所にやってきた。そこで、伸介はもろもろの事情を知らされたのだ。
 自分が妖怪の力を上げる特異体質である事。千歳兎は、その力を手に入れようとして伸介を狙う妖怪から伸介の事を守ろうとしている事。千歳兎は、伸介が三年前に学校の裏山で密かに飼っていたウサギが妖怪人間になった姿なのだという事。
 そして、千歳兎は伸介に対して恩返しをしようとしてくれている事。
 夜の夜中。自分の部屋で横になっている今でも、千歳兎は自分の事をどこかで守ってくれているのだ。
 そこに。
「伸介! また妖怪が出たで!」
 自慢の脚力を使って自分の部屋のベランダに飛び込んできた千歳兎は、伸介にそう告げた。
「今回はなんかぎょうさんおるで! 結界を張っておくからここから出んどいてや!」
 そして、窓ガラスにお札を貼り付けて、千歳兎は飛んでいった。
「千歳兎!」
 伸介は、自分に背を向ける千歳兎に向けて声をかけた。
「気をつけてな」
 伸介がそう言うと、千歳兎は『大丈夫や』と言わんばかりの元気のある笑顔で返したのだ。

 妖怪の反応を追って千歳兎が現地に向かうと、そこではすでに戦いが始まっていた。
 スレンダーな体格で、オフィスにでもいるようなきっちりとした髪型。髪の中から犬の耳のようなものが生えている女性がいる。
 彼女が手を広げると。犬のあごのような形の力が生まれる。
 その力で噛み付かれた妖怪は、体に歯型をくっきり残して倒される。
 小柄な体格で、整えているようには見えない男の子のような髪形のの中から、虎の耳のようなものが生えている女の子がいる。
 その子は、巨大な妖怪に果敢に立ち向かい、思いっきりふりかぶったパンチで妖怪の事を吹き飛ばしていた。
 黒髪を長く伸ばしており、耳はいわゆるエルフ耳のようにとがっている女の子がいる。
 彼女は、無数にコウモリを出すと、目隠しをするようにして妖怪にまとわりつかせた。そして、次は数匹の狼をけしかけ、妖怪をボロボロにしていく。
 ここに集まった妖怪は、この三人によって全て倒されていた。
「あんたら何者なん? 何をしにこんな所に来たん?」
 その三人に向けて千歳兎が聞くと、三人は口をそろえて言った。
『伸介君を守るため』

 そして、その三人を連れて千歳兎は伸介の所に戻った。
 虎の耳の生えた少女。白虎は、おもむろに伸介の腕をつかんだ。
「うちに来い。お前の事は、家族全員で守ってやる。あたしの家系は4000年中国の事を守ってきたんだ。伸介の事を守れるのだってあたしだ」
 伸介の腕を引き、無理やりに立たせた白虎は、幼い顔をめいっぱい引き締めている。
 見た目は小さな子供である。それでも、他の人間と変わらないような立ち振る舞いをしようとしている。
 だが、見合っているようにはまるで見えず、肩に力を入れて虚勢を張っているのが丸分かりで、背伸びをしているようだ。
「君の家族がかい? 中国は何度も災悪に見舞われているじゃないか。中国の事も守りきれないのに伸介君を守る事ができるのかな?」
 エルフ耳の神羅が言う。それに白虎は、悔しそうに目に涙を溜めたながらも、神羅を睨みながら言った。
「中国の災悪は、北や東や南から来たものばかりだろう?」
「自分に関係なければ知らんぷりかい。大した守り神様だ」
 白虎は、神羅に向けて怒りを浮かべて牙を剥いた。だが、神羅は平然としながら伸介にむけて言う。
「君は守られる事を望んでいるのかい? ぼくと同属になれば、自分で自分の事を守れるようになるんだよ」
 爪の長い手を伸介のほほに這わせる。伸介のほほを持って自分の牙を伸介に近づけた。
「やめんかい!」
 千歳兎は、神羅の事を伸介から引き剥がした。
「失敬だな君は。人の食事の邪魔をしないでくれないか」
「どこからつっこめばいいのか分からんわ」
 千歳兎が、神羅とそうしているうちに、伸介にもう一人が近づいていく。
「まあ、可愛い子ですのね。気に入りましたわ」
 犬の耳の生えた理犬子は、おもむろに伸介をだきしめた。
「私は、あなたの従順な犬になりますわ。私を選んでくださるのならば、私を好きになさってくださっていいのですよ」
 伸介の耳元でそうささやく。伸介は、理犬子の言葉に動揺して顔を赤くした。
 それを千歳兎は「はなれんかい!」と言って理犬子の耳を引っ張って引き剥がそうとした。
 そこに下の階から声がかかった。
「伸介。父さんと母さんは遠くに引越しをする事になったよ。お前一人残していくからこの家を好きに使ってくれ」
 突然の事である。伸介はそんな話は今はじめて聞かされたのだ。
「ぼくの力でちょちょいってね」
 エルフ耳の女の子が、にやりと笑い、口元から長い犬歯が見えた。
 これは彼女のしわざであるらしい。
「ではぼくらはこれからここに住まわせてもらうよ。今からでも部屋の割り当てを決めようじゃないか」
 それから、妖怪達に囲まれた奇妙な共同生活が始まったのだ。
┗━━プロローグおわり━━━━━