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≪恋愛シミュレーション 一次審査応募フォーマット≫
このファイルに直接記入し保存した後、マイページ>提出>個別シナリオから提出してください。

【概要】
100文字以内。簡潔な表現で記入してください。簡潔に表現できない場合は設定やストーリーの流れに無理があったり複雑過ぎるなど問題を抱えている場合が多いです。見直してみましょう。

┏━━概要開始━━━━━━
 主人公は、友人の誘いであるウエイティングバーに立ち寄った。
 そこのバーテンダーの女性は不思議な魅力を持っている。
 その魅力に引き付けられた主人公は、その店を立ちよるようになっていく。
┗━━概要おわり━━━━━



【設定】

┏━━メインキャラ━━━━
[名前]
沙沙
[性別]

[年齢]
22
[体サイズ・体格]
長身、細身
[髪型]
ウエーブのかかった金髪を肩まで伸ばしている
[顔つき]
優しい顔つき
[性格]
温和。世話好き
[職業]
バーテンダー
[ユーザーキャラとの関係]
客とバーテンダー
[口調・セリフサンプル]
「いらっしゃい。ここは悩める人たちのいこいの場よ」
「どうもはじめまして。バーテンダーの沙沙です。君の名前を教えてくれない?」
[その他]




┣━━ユーザーキャラ━━━━
とくに設定のない項目は空欄で
[名前]

[性別]

[年齢]
17
[誕生日]

[体格]

[髪型]

[顔つき]

[性格]

[職業]

[メインキャラとの関係]

[口調・セリフサンプル]

[その他]



┣━━サブキャラ━━━━
とくに設定のない項目は空欄で。複数いる場合はコピーして追加
[名前]
柾谷
[性別]

[年齢]
17
[誕生日]

[体格]

[髪型]

[顔つき]

[性格]

[職業]

[他キャラとの関係]

[口調・セリフサンプル]

[その他]


┣━━舞台設定・世界設定━━━━
 都心の路地裏にあるウエィティングバーでの事。
 受験戦争に疲れた悩める少年が、友人の誘いでウエイティングバーへと入り込んできた。
 彼は、このウエィティングバーを「悩める人たちのいこいの場」と言う女主人にはからずも引かれていく。
┗━━設定おわり━━━━━


【プロローグ】
1000文字~3000文字程度。キャラ設定や概要を読まなくても容易に理解できる内容で書いてください。プロローグの出来不出来が審査結果に最も反映されます。

┏━━プロローグ開始━━━━━━
「いらっしゃい。ここは悩める人たちのいこいの場よ」
 悪友に誘われて入った都心の路地裏にあるウエイティングバーで、最初に聞いたのは、すきとおるような女性の声だった。
 そこでバーテンダーをしていたのは艶を感じる女性である。
 肩まで伸ばされたウエーブのかかった金髪に、濡れた唇に黒い瞳、瞳が黒なのに髪は金髪なのを見て、一瞬染めているのかと思ったが、悪友がそれの疑問に対して答えるようにして教えてくれた。
「あの人はハーフなんだよ。その設定だけでもたまらなくイイだろう?」
 そのバーテンダーは、俺の悪友の柾谷(まさや)を見て、顔をすこし困らせて言った。
「柾谷君。また来たの? 今度はお友達まで連れてきてるし……」
「沙沙さんに会いに来たんだって。別に酒を飲むためじゃないんだからいいだろう?」
 俺と柾谷はまだ高校生で、まだお酒を飲める年齢じゃない。
 だが、だからこそ、仕事のある大人がこの店に寄る前にここにやってきて、沙沙さんの事を独り占めする事ができるという得な部分もある。これは柾谷の言である。
 柾谷に水を出した後、そのバーテンダーは丁寧に俺の前に水を置いて挨拶をしてきた。
「どうもはじめまして。ここのバーテンダーの沙沙です。君の名前を教えてくれない?」
「北斗です」
 俺はその挨拶に、不愉快であるのを隠さずにそっけなく返事を返した。
 『ちょっとついて来いよ』と言われて、柾谷についていってみれば、結局は知り合いの女性を見せびらかしたかっただけである。
 柾谷の誘いにほいほいついてきてしまったのが腹立たしかったし、綺麗な女性を見せびらかされたのも気に入らなかった。 
 そこで、柾谷は妙な話をしだした。
「ほら、こいつだよ。例の話の……」
「そうなんだ……」
 柾谷の事である。また何を言っているのか分かったもんじゃない。それを聞くと、俺はさらに不機嫌を露にして飲みたくも無い水を口に放り込んだ。
「それじゃあ、俺は用事があるから帰る」
 そこで、いきなり柾谷は席を立ってしまった。
「えっ!」
「初めてなんだろう? ゆっくりしていくといいぜ」
 俺が呆然としているのにもかかわらず、柾谷はそのまま去っていってしまった。
「あらあら。お友達を連れてきておいて、勝手に帰っちゃうなんて薄情ね」
 くすくすと笑いながら言った沙沙さんは、俺の事をじっと見つめた。
 俺は目をそらしていいのかどうか分からずに、沙沙さんの事を見上げた。気まずい沈黙の中、長い時間が流れる。実際は、十秒もない時間の間の出来事であったはずであるが、俺にはそれが、何十分くらいの長さに感じたのだ。
「君には特別にカクテルを作ってあげましょうか」
 俺の返事など聞かず、彼女は棚に置いてあった酒のブレンドを始めた。
 俺が見ている前で、沙沙さんは、手馴れた手つきでカクテルを作る。
 シャカシャカという小気味いい音の後、カクテルグラスに、赤い液体が注がれた。
「お酒は人の口をなめらかにするわ」
 意味深な事を言った沙沙さんは、俺の事を見つめる。俺がこのカクテルを飲む所を見ようとしているようだ。
 それに答えるために、俺はカクテルを少し口に含んだ。
 酒というのは、苦いイメージがあったが、そのカクテルは甘く、まるでジュースのように飲めるものであった。
「君は自分の思った事を言わないとダメよ」
 そんな事は言われないでもわかっている事だ。その言葉に、不機嫌さをあらわにした俺は、口を尖らせた。

 俺の家は、両親共に医者で兄も大学病院に通うという典型的なエリートの家であった。
 だが、俺は頭がよくないらしく、勉強で優秀な成績をおさめる事なんてできない。親に、合格するように言われている大学病院も、受験をする権利すらないという状態だ。
 家では肩身の狭い思いをしている。
 食事は早々に切り上げ、すぐに自分の部屋へと入る俺は、懊悩のうちに沈んだ。
 家族の視線が辛い。低能な自分が憎い。
 俺にとって、優秀な家族に囲まれた我が家は、とても居心地の悪い場所であった。

 次の日、俺は放課後に一人で帰宅をした。
 普段はまっすぐに帰宅をしているのだが、俺の足は、家とは違う場所に向いた。
 なぜ、そちらに向かっているのか、自分でも分からない。何か、見えない磁力のようなものに引かれているような感覚を受けて、俺はそこに向かったのだ。
 俺は、その店のドアを開けた。
「いらっしゃい。ここは悩める人たちのいこいの場よ」
 すきとおるような声が聞こえてくる。俺の事を、沙沙さんは、笑顔で迎え入れてくれた。
┗━━プロローグおわり━━━━━