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≪恋愛シミュレーション 一次審査応募フォーマット≫
このファイルに直接記入し保存した後、マイページ>提出>個別シナリオから提出してください。

【概要】
100文字以内。簡潔な表現で記入してください。簡潔に表現できない場合は設定やストーリーの流れに無理があったり複雑過ぎるなど問題を抱えている場合が多いです。見直してみましょう。

┏━━概要開始━━━━━━
 主人公の殺し屋はある少女の殺しを依頼される。
 彼女は薬漬けにされて無理やり生かされている少女だ。依頼者は介錯をして欲しいと言っている。
 主人公は何度チャンスが訪れても彼女を殺せなかった。
 ある時、研究員の一人が、主人公に向けて言う「あれはもうぼろぼろの欠陥品だ。さっさと処分して欲しい」
 それで怒りが湧き上がった主人公は研究員を殺して彼女を研究所から連れ出す。

┗━━概要おわり━━━━━



【設定】

┏━━メインキャラ━━━━
[名前]
イナス
[性別]

[年齢]
60
[体サイズ・体格]
細身で小柄
[髪型]

[顔つき]
童顔
[性格]
無邪気で屈託のない性格
[職業]
病人?
[ユーザーキャラとの関係]
殺しのターゲット
[口調・セリフサンプル]
「書きかけなんですが見てくれませんか?」「私はこんなきれいなお花畑で元気にかけまわってみたいんです」
[その他]
 



┣━━ユーザーキャラ━━━━
とくに設定のない項目は空欄で
[名前]

[性別]

[年齢]

[誕生日]

[体格]

[髪型]

[顔つき]

[性格]
冷静沈着、冷酷
[職業]

[メインキャラとの関係]
殺しの対象
[口調・セリフサンプル]
「私どうこうできるものではない」「依頼の内容を聞こう」
[その他]



┣━━サブキャラ━━━━
とくに設定のない項目は空欄で。複数いる場合はコピーして追加
[名前]
エドワード
[性別]

[年齢]
80
[誕生日]

[体格]

[髪型]

[顔つき]

[性格]
小心者。
[職業]
医療系の研究員
[他キャラとの関係]
ユーザーキャラの依頼者。 
[口調・セリフサンプル]
「彼女を救ってあげてほしい」
[その他]


┣━━舞台設定・世界設定━━━━
 山奥の研究所で不老不死の研究のために投薬や治療を続けて生かし続けられている少女がいる。
 彼女は無理やり生かされている。それを不憫に思った研究員の一人が、殺し屋に彼女を殺して介錯をしてくれと依頼した。
┗━━設定おわり━━━━━


【プロローグ】
1000文字~3000文字程度。キャラ設定や概要を読まなくても容易に理解できる内容で書いてください。プロローグの出来不出来が審査結果に最も反映されます。

┏━━プロローグ開始━━━━━━
 私は殺し屋である。
 誰かから依頼を受け、対象になる人物を殺すのが役目である。
 そのような仕事柄、人の醜い部分を他人よりも多く見ている。
 あいつが悪い。運が悪い。このような世界が悪い。
 殺人を依頼してくる人間は、皆口々にそう言うのだ。
 そんなものは自分の都合で言っているだけである。それを聞くたびにその相手の事を心の奥でせせら笑っていたのだ。
 そういう人間がいるから、私が食いはぐれる事はない。努力をせず、何もかもを相手のせいにして、自分の事だけを考えて行動をしているから、私なんかを呼ぶはめになる。
 殺しを依頼する人間は、屑ぞろいである。生きる価値など存在しない。
 ………まあ、その屑の依頼で手を汚して生きている自分に言えることではないだろう。
 今回だって依頼を受けている。なんだか知らないが有名な医者らしい。

 私は自分の車に乗って、山奥にある研究所を訪問した。
 今回の依頼者はエドワードという男だ。今年で八十になる男で、そこそこの名声を築いている。
「やあ。君かね意外と若い男なんだな」
「ご依頼いただきありがとうございます。今回の案件の詳細をお尋ねしたいのですが」
「君に殺してほしいのは、この少女だ」
 エドワードが見せた写真は、私が手を下すまでもないような少女の姿が映っている写真であった。
 いくつもの管が繋がれていて、人工呼吸器も付けられている。放っておいてもくたばるのではないだろうか?
「彼女はこれでも60年生きている」
「どう見ても十台前半だが?」
「そうだ。彼女は不老不死なんだ」
「……どういう事ですか?」
「ここは不老不死の研究をしている。彼女はそのサンプルだ。管で繋がれ、人工呼吸器を付けられ、延々と生きる事を強要されていくだろう」
 そこで、エドワードは口が重くなった。何か続きを言うのをためらっているかのようである。
「続きをどうぞ」
「私はずっと昔から彼女と接してきた。健気で明るい女の子なんだ。それがこんな研究にかりだされてモルモットにされているのだ。彼女を救ってあげてほしい」
 かわいそうな少女の介錯を俺にやらせようというのだ。この医者にとっては、無理やり生きさせられている女の子が不憫に思えてならないらしい。
(まあ、私には関係のない事だ)

 エドワードは、沈痛な面持ちで私を対象のいる場所まで案内させた。
 この研究所の内部で彼女を殺すと、監視カメラに自分の姿が映る。今は殺さない。
 後で、エドワードが自分の権限で彼女の事を外に連れ出し、そこで私が手を下すという話になっている。
 研究所の一室に連れてこられた自分は、彼女の姿を確認した。
「はじめましてですよね? あなたはどなたですか?」
 点滴のチューブがいくつもつながれているその子は、私に向けて、やけに無邪気な顔を見せて挨拶をした。
「今は調子がいいのかい? 元気そうに見えるね?」
「今日はすこぶる調子がいいんですよ。創作意欲もバリバリ沸くってもんです」
 イナス。金星を象徴する女神から一文字を省いて付けられた名の彼女は、時間を見つけて絵を書いているらしい。
「書きかけなんですが見てくれませんか?」
 そう言い、彼女が取り出した絵は、花園の絵である。そこを元気よく走り回っている一人の少女の姿も描かれている。
「この子は君かい?」
「はい。私はこんなきれいなお花畑で元気にかけまわってみたいんです」
 自分の望む姿を書いた絵。元気になって駆け回れるようになった姿を書いた絵。今の彼女の状況を考えると、絵空事としか思えない無理な望みである。
「私は絶対に元気になってこの病院を退院するんです。そして、もっと広い世界を見て回ります」
 屈託なく笑ってそう言った彼女。だが、彼女はこれから体をどんどんすり減らして弱っていくだけだ。
 私の胸にどうしようもないしこりが生まれる。
 この気持ちは前々から何度も感じている疚しさというものだ。自分はこの子を殺そうとしている。だが、彼女の元気な姿を見て、応援してあげたい気持ちにもなってしまう。
 自分にまだこんな感情が残されていたとは……
『自分になんとかできるものではない』
 いつもの自分で自分に対するいいわけだ。私は殺し屋である。どうにもできない。自分は悪人であるため、そんな事にかまったりなどしない。
 自分自身を悪人にして忘れるのだ。
「それには、君自身がもっとがんばらないとね」
「もちろんです」
 私の皮肉に近い言葉を、彼女は屈託のない笑顔で返した。

 獲物の顔を確認した後、私はエドワードの部屋に戻る。
「明日、彼女を外に連れ出す。そこで君は彼女を殺してくれ」
「どんな方法でもかまわないな?」
「なるべく苦しまない方法でしてほしい……」
 言葉少なに明日の計画を話し合った私たちは、それからは時に何もせずに明日が来るのを待った。
┗━━プロローグおわり━━━━━